知的財産
基本的な考え方
ファナックは、第三者の知的財産を尊重するとともに、自社商品の技術およびブランドの保護を目的に、グローバルな知的財産権の取得を目指します。
方針
國內外の製造または販売拠點に重點をおいて、自社商品の技術に関わる特許権と意匠権、および、自社商品のブランドに関わる商標権のグローバルな権利取得を目指すことを基本的な考えとし、その考えを基礎に、強い特許網の構築を実現します。
推進體制
當社の3つの事業本部の研究開発事業および販売事業を推進し支援するため、知的財産部と各事業本部の知財管理者が密接に連攜して、発明創出、出願等各種知的財産活動に取り組んでいます。
取り組み
グローバルな特許出願
- 特許権に関しては、將來の事業のさらなるグローバル化を見據えて、米國、ドイツ、中國を中心とする特定3カ國の外國出願から國際出願に切り替えを行い、グローバルな権利化を進めていきます。
他社特許の徹底調査
- 他社の権利に対する侵害を防止するため、全社を挙げて他社特許調査を徹底的に実行しています。
社員への知財教育
- 毎年、社員に対する各種知財教育を実施し、商品の開発段階から販売段階まで、他社の権利侵害防止ならびに自社商品に関わる技術およびブランドの権利取得を意識した研究開発の推進?支援を行っています。
発明報奨および表彰制度
- 社員が行った発明?考案?意匠に対しては、社內の発明考案等取扱規程に基づき、登録時の報奨金の支払いを確実に実施しています。さらに、秘匿発明に対しても同様に報奨しています。また、毎年、登録後5年、10年、15年の発明?考案?意匠の中から業績への貢獻が顕著なものを評価し、當社の創立記念式典において表彰と報奨金の支払いを行っています。これら発明報奨および表彰制度の充実により、研究開発に攜わる社員の発明意欲の向上を図っています。
知的財産活動の表彰実績
主催機関 | 受賞名 |
---|---|
経済産業省特許庁 | 知財功労賞 知的財産権制度活用優良企業(オープンイノベーション推進企業)(2019年) |
クラリベイト Plc社 | Derwent Top 100 グローバル?イノベーター2022(2012年、2013年、2022年) |